行事報告
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1月16日〜23日 パプアニューギニア・ラバウルミッション 参加者:会員6名 元会員1名

 私は今回初めて参加させていただきました。参加したきっかけは、一昨年前のポリオミッションでのお話を参加された方々から聞き、大変感動し、次回は必ず参加しようと決めていました。また小西会長エレクトよりたびたびアドバイスを受けていました。京都南RCからの参加者は次の通りです。「西村二郎パストガバナー」「小西清茂会長エレクト」「西村俊雄君」「猪田浩史君」「谷 外男君」そして元会員の「山上哲賢君」と私「木下博史」の7名で、2650地区では私たちを含め総勢60名の参加でした。
 1月16日出発当日、関西国際空港に集合した時に、谷さんの姿が見え無いので尋ねてみると、谷さんは先発隊でなんと11日から出発されていて、私たちの安全のために、いろいろな段取りをされているとか。お仕事とはいえ、帰国するまでの谷さんの働きぶりを見て、ほんとに申し訳なく思いました。谷さん本当にお世話になりました、ありがとうございました。
 今回のミッションは土地柄アクセスも悪く、強行なスケジュールとなり、皆さん大変お疲れになるでしょうとの事でしたが、皆さんほとんどの方がポリオミッション経験者で、元気さに圧倒されるくらいでした。ラバウルでは、私たち日本人が当たり前に生活している事が当たり前ではなく、私たちにとってはとても不自由で、平常な生活がいかに贅沢なものかを実感できました。
 今回のミッションの目的は、ポリオワクチンの投与とソーラーパネルの寄贈でした。ミッションの場所はラバウルから船で3時間の所にある「ドュークオブヨーク」という未開の島でした。現地の方々の歓迎を受け、私も6人の子供達にポリオワクチンを投与しました。最初のお子さんには申し訳なかったのですが、要領が分からず本当に口の中に入ったか定かではありませんが、2人目のお子さんからは完璧に投与出来ました。子供たちの目がとても印象的で、言葉では言い表せないくらい綺麗な目をしていました。
 ラバウルでは戦没者の慰霊祭を行い、戦争の経験が無い私でも、胸に響き、少し目頭があつくなりました。なんでこんなに綺麗なところで戦争をしたのか?多くの疑問を残してラバウルを後にし、オーストラリアのゴールドコーストで文明に感謝して帰国しました。私の感想といたしましては、もちろんミッションでの経験は忘れられない出来事でしたが、当クラブの参加された方々と、8日間も時間を共有し、共鳴できたことが私にとって意味深い物になりました。
親睦活動委員会 委員 木下博史

パプアニューギニア・ラバウルミッション
パプアニューギニア・ラバウルミッション
パプアニューギニア・ラバウルミッション
膝まで浸かって上陸
ポリオワクチン投与
ラバウル戦跡で

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